サイズ タンカのみ56cm×45cm 全体95cm×68cm
肉筆仏画 一点もの
カーラチャクラはチベット密教の最奥義である
無上瑜伽タントラの代表的な聖典であり、
「カーラ」は時間、「チャクラ」は存在を意味します。
極めて高度な内容の中に
世界平和への祈りが込められているため、
この教えの門は広く一般の人々に開かれています。
カーラチャクラの灌頂ができるのは、ダライ・ラマ法王だけです。
カーラチャクラでは「空身(トンスク)」、
つまり空のからだと言うものが説かれており、
無上の不動の大楽、無上の不動の信仰、
無上の不動の智慧を得ることを目的とし、
「光明(ウーセル)」についての内容が最も強調されています。
死ぬ時に顕れる光明を「法身」と言い、
人が死んで新たな生を受ける時、
「中有(パルト)」という「報身」があり、
最高で49日後に誕生の「化身」を持ちます。
カーラチャクラの教えは、
これらの法身(死の光明)、報身(パルト)、
化身(生、誕生)の三身を基にしています。
カーラチャクラの本尊(阿しゅく如来)の体は、
4つの顔、24本の手、2本の足で、様々な色で描かれます。
※額装をご希望のお客様には、実費にて作成いたします。
ご注文の前にお申し付け下さい
チベット名 Du kyi kor lo
サンスクリット名 Kalachakra