サイズ41cm×41cm
肉筆仏画 一点もの
カーラチャクラはチベット密教の最奥義である
無上瑜伽タントラの代表的な聖典であり、
「カーラ」は時間、「チャクラ」は存在を意味します。
極めて高度な内容の中に世界平和への祈りが込められているため、
この教えの門は広く一般の人々に開かれています。
カーラチャクラの灌頂ができるのは、ダライ・ラマ法王だけです。
カーラチャクラでは「空身(トンスク)」、
つまり空のからだと言うものが説かれており、
無上の不動の大楽、無上の不動の信仰、
無上の不動の智慧を得ることを目的とし、
「光明(ウーセル)」についての内容が最も強調されています。
カーラチャクラには「外、内、別」の三種類があり、
「外」と「内」のカーラチャクラは「地、水、火、風、空」の
五大要素によって成り立ちます。
「外のカーラチャクラ」とは「太陽、月、星」など外部世界のことで、
「内のカーラチャクラ」とは「脈官(ツァ)、風(ルン)、滴(ティクレ)」など
体の内部世界のことです。
「別のカーラチャクラ」とは、外部世界と内部世界の不浄な要素を
浄化する方法である「生起次第」と「究境次第」のことです。
カーラチャクラ・マンダラの中には、772の諸尊がいます。
※額をご希望のお客様には、実費にて作成いたします。
ご注文の前にお申し付け下さい。
チベット名 Du kyi kor lo
サンスクリット名 Kalachakra