ドルジェプルバ(普巴金剛)の
お守りタンカペンダントです。
金剛薩たの忿怒相とも言われており、
三個の顔と六本の手、四本の足を持ち、
背中に羽が生えていて、右手で金剛杵、
真ん中に両手でチョッパーを持つ姿で描かれます。
また女性が手に持つ頭蓋骨杯には、
霊薬がなみなみと湛えられています。
なぜ明王は常に忿怒の相をしているのでしょうか?
それは、仏教に帰依しない衆生を
畏怖させても帰依させようという気迫、
また、仏教に帰依することなく世俗の快楽に溺れる
衆生の有様への嘆き悲しみ、
さらに仏教界を脅かす煩悩や教えを踏みにじる
悪に対する怒りを表していると言われています。
衆生の仏性を開発し、悪を退治する力を持つ
明王ならではの姿です。
また後ろの大火は、仏教の教えが
宇宙の究極の大火であることを
意味しています。
表面はガラスコーティングされています。
サイズ 直径3.4cm