サイズ タンカのみ 49cm×37.5cm、全体 77cm×59.5cm
肉筆仏画 一点もの
後期チベット仏教に伝わる奥義
『無上瑜伽タントラ』の中で、
最も優れたタントラとされている
『秘密集会』に基づく阿しゅく金剛の父母仏です。
7~8世紀頃インドで始まった密教は、
中期までのものが唐の時代の中国を経て
平安時代初期に日本へ伝わりましたが、
これら後期密教の奥義はチベットにしか伝わっていません。
『無上瑜伽タントラ』は種類が多いため、
さらに「父タントラ」「母タントラ」
両者を総合した「双入不二タントラ」に
分類されます。
「秘密集会タントラ」は『無上瑜伽タントラ』の中で
最も早く成立したタントラと考えられ、
チベット仏教の中で圧倒的勢力を持つゲルク派が
「父タントラ」の「秘密集会」を支持しているため、
これが最も優れたタントラとなったという説もあります。
タンカのみご希望のお客様は、ご注文の前にお問い合わせ下さい。
(タンカのみ90,000円、額20,000円)
チベット名 Sang wa du pa
サンスクリット名 Guhyasamaja