ティンシャ(Tingshaws)
~ティンシャとは~
チベット仏教の儀式に用いられる法具の一つです。
僧侶が修行の過程で瞑想を行う際の、
始まりと終わりに使用します。
始まりのティンシャは、場の浄化と瞑想に入る心得のため、
終わりのティンシャは、現実世界に戻るために使用します。
また、ティンシャから奏でられる音は、気を静め、
集中力を増進させることなどから、
修行僧のみならず、心や身体の治療として、
様々な場所で活用されています。
外側は観音菩薩の真言である
「オム・マニ・ペメ・フム」が彫刻されています。
直径6.3cm